アンソロジスト vol.5

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【連載】
「アンソロジスト vol.5」(田畑書店)今号は宮沢賢治特集です。
昨年に引き続き今年度も連載「短篇小説で一服」を続けられることになりました。
今回は、ルーシー・モード・モンゴメリの短篇小説『ロイド老嬢』について、絵と文章を書いています。モンゴメリの代表作『赤毛のアン』のマリラとマシュウのエピソード同様、読むたびに涙が出てしまう短篇です。
※『ロイド老嬢』の翻訳は、村岡花子さんと掛川恭子さんの訳文を参考にしました。引用部分については掛川恭子さんの訳文を使用させて頂きました。

書店で見かけましたら是非ご覧ください。
http://tabatashoten.co.jp/vol-5/

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「chapbook ちっぽけな話」取扱店のお知らせ

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▽取扱店のご案内▽
冊子「chapbook ちっぽけな話」は現在、下記のお店にてお取り扱い頂いております。

○SUNNY BOY BOOKS(学芸大学)
○本と商い ある日、(沖縄)
○本屋Title(荻窪)
○1003(神戸)
○Amleteron(高円寺)
○本屋B&B(下北沢)
○日記屋 月日(下北沢)
○JulyBooks(三軒茶屋TROPE内)
○MoMoBooks(大阪)

2021.1/29~2023.1/26までの読書と日常の記録、そこからイメージした絵とコラージュを収録しています。

¥1650-/50p/A5サイズ/フルカラー

好きなお店でお手にとって頂けたら嬉しいです!

 

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フェアのお知らせ

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〈山本アマネ ミニフェア〉
4月7日より沖縄の「本と商い ある日、」喫茶コーナーにてミニフェアを開催してくださいます!新作『chapbook ちっぽけな話』、既刊のリトルプレスとその原画が並びます。
フェア詳細▶︎https://hamahiga-aruhi.net/news/6416adc366372a1834f385f7
オンライン▶︎https://hamahiga-aruhi.net/?category_id=643630ca95624d00325b7452

会期:4月7日(金)ー 5月5日(金)
※11:00-17:30(営業カレンダーをご覧ください)
会場:本と商い ある日、
〒904-2316
沖縄県うるま市勝連比嘉20-1
お問い合わせ_aruhi@sunnyboybooks.jp

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イラストレーションファイル2023

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発売中の「イラストレーションファイル2023 下巻」(玄光社)に2022年の仕事が一部掲載されています。昨年は個人的にも思い入れのある映画や本に関わることができて光栄でした。今年度もよろしくお願いいたします!

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投票ポスター2023

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4月9日(日)と4月23日(日)に行われる統一地方選挙に向けた「#投票ポスター2023」に参加しています。企画・運営メンバーの平山みな美さん、惣田紗希さん、岡あゆみさんが制作してくださった以下のサイトから様々な投票ポスターをご覧頂けます。
             
https://voteposter.cargo.site/

ポスターは印刷用にダウンロードもできますので、家やお店などに貼ってご活用ください。お住いの地域に合わせて書き込み可能なポスターもあります。
ポスター作成者の制作意図や選挙に関する考えなどもお読みいただけますので、選挙について考えるきっかけにもなるかと思います。
サイトには投票先選びに役立つリンクも紹介してくださっているので、ぜひ参考にしてください。

〈山本アマネ/ステートメント〉
毎朝洗濯物を干しながら外を眺めて、一日がはじまります。政治や投票に行くことも生活の一部だということが伝わるポスターを目指しました。
政府の政策や政治家の発言を聞いていると、自分や周囲の意識とはあまりにもかけ離れた認識の言葉を度々耳にします。様々な声を聞く立場にある政治が、より人々の分断を深めているように感じます。それぞれの大切な生活を尊重できる社会作りに、少しでも期待を持てる人へ票を投じたいと思います。

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個展のお知らせ

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◇展示のお知らせ◇
「chapbook ちっぽけな話」
会期:2023.2/18(土)~3/2(木)
時間:12時~19時 ※最終日は18時まで
会場:SUNNY BOY BOOKS
〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-14-15(東急東横線・学芸大学駅東口徒歩約5分)HP:https://sunnyboybooks.net/

読書や言葉について思考を巡らせて制作したイラストレーションとコラージュによる展示です。2021年にSUNNY BOY BOOKSの個展にあわせて刊行した冊子『ものよむひと』の続編となる、読書日記を収録した冊子も制作中です。こちらも展示と共にお楽しみ頂けましたら嬉しいです。
展示予告:https://sunnyboybooks.net/news/63d0c4f750ea8b7017ea66a8

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町田にて

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十一月十六日、水曜日。大学生以来の町田にやって来た。LUMINEの九階にあるレストランに入り、案内された窓辺にある四人掛けの席に座った。窓の外に目を向けると、かすかに残った夕暮れの橙色が消えかけ、紺色に包まれた町田を見下ろせた。目に入るのはヨドバシカメラの大きな看板、沢山の無機質なマンションと数件のラブホテル。明かりのついた二階の窓からベッドを整える人の姿が見える。十数年振りに町田に来たのは、まほろ座で開催されるライヴ、小西康陽with矢舟テツロー・トリオ「小西康陽、小西康陽を歌う」を観るためだ。
午後七時から始まったライヴはもちろん『東京は夜の七時』から幕を開けた。一九八五年、自分が生まれたのと同じ年に結成されたピチカート・ファイヴの、都会に暮らす大人の音楽。愛知県に居たわたしにとって何処か遠い場所で輝いていたメロディに、今こうしてひとりライヴハウスに出向いて耳を傾けていることに幸福感が込み上げる。ライヴはそのあと『ゴンドラの歌』、『これから逢いに行くよ』、『あなたのことがわからない』、そしてこれは小西康陽さんご自身の声で歌っているのが一番いいじゃないか!!と興奮してしまった曲『そして今でも』へと続いた。それから『あんなに愛し合っていた二人なのに』、『動物園にて』と聴いているうちに、少し張り上げて伸びるときの声音や、リズムに乗った言葉がこちらにすっと伝わってくるイメージなど漠然としたことしか言えないのだが、小西康陽さんと坂本慎太郎さんの歌声の共通点をハッと感じた。矢舟テツロー・トリオの御三方が一旦ステージから去り、ソロの弾き語りが始まると、小西さんは心細そうに『連載小説』をぽつりぽつりと歌いはじめた。「映画の途中で フィルムが不意に途切れて」の歌詞で照明が落ち、小西さんの姿がパッと消え、数秒後に再び現れる演出に胸を打たれた。ドラムスの柿澤さんが加わると、小西さんはすぐにその場の指揮者へと戻り『face B』、『むかし私が愛した人』を歌ったあと、矢舟テツローさんがピアノで二曲披露した。わたしの座っている位置からは、矢舟さんが軽いタッチでピアノを弾く流麗な手元を堪能できた。それから小西康陽さん、コントラバスの鈴木克人さん、ドラムスの柿澤龍介さん、メンバー揃っての『不景気』を聴きつつ日本経済を憂い、微妙に歌詞を変えて歌っているNegiccoの『アイドルばかり聴かないで』に笑った。アイドルにも「ねぇ わたしを見てよね」より「己を見つめよう」と言われた方がグッとくると感じるのは、わたしがアイドルばかり聴いているおじさんではないからだろうか。そのあとは『悲しい歌』、『サンキュー』からの矢舟さんの軽快なピアノも最高な『陽の当たる大通り』。「一張羅のポケットの中 いつだってお金はないけど 陽のあたる大通りを アステアみたいに ステップ踏んで」歌詞のひとつひとつ、昔は聞いたことのある言葉だったものが、自分の生活の中にある言葉になっていったことを実感する。もうすぐライヴは終わってしまう、『グッバイ・ベイビイ&エイメン』でお別れ、しかし拍手は鳴りやまず、そのままアンコールの『マジック・カーペット・ライド』へ。そのとき、九年ほど前にヴァン・ダイク・パークスがビルボードでライヴをしたときのことを思い出した。それはそれは贅沢なコンサートだったのだが、最後に一曲だけヴァン・ダイク・パークスがソロでピアノを弾いた。すると会場の空気が一変し別世界のようになった。この演奏を聴くために今夜私達はここに来たのだと感じた。小西康陽さんのソロも、そんな特別さがあった。帰り際、同じ会場に居た二人組の会話が耳に入った。
「今日も最高だったね」
あの人たちは先週土曜のライヴにも行ったんだな。
「でも前回はさ、アレが聴けたんだからねぇ」
アレ?アレとは何だろう。
ライブの余韻に浸りながらの帰路、満たされた気持ちの中でまたアレが気になりだす。翌日、土曜のライヴはまだ配信されていた。これは確認しないわけにはいかないと視聴した。わたしが見たライヴよりもずっと緊張されているように感じた。終盤アンコールで歌う『私の人生、人生の夏』に聴き入る。なんていい曲なんだろう。わたしが知っているのは、名画座でお見かけする小西康陽さんの姿だけだが、この曲は正に現在の小西さんが歌うべき曲なのではないだろうかと、感涙してしまった。しかしなぜかこの曲を昨夜聴いた記憶がなくなっている。そして最後にピアノに向かい『マジック・カーペット・ライド』を歌いはじめた。
表現する場があることを特権だと言う人がいるけれど、表現するということは、同時に恥をかく覚悟と切り離せない。何かを好きでいる気持ちを忘れられず、表現し続けてきたひとの歩んできた時間を目の当たりにしたような思いで、打ちのめされた。小西さんの眼から堰を切ったように溢れだした涙の理由は、わたしの知らないものだ。きっとこれから何十年も先に分かるかもしれないもの。コンサートの主役のように、才能ある人たちの中心に立ち、観客の拍手喝采を浴びることはできなくとも、それでも音楽や映画や本や人を好きでいることを、表現することを、それを誰かに見てもらうことをやめないでいたら、あの涙を身をもって知ることができるかもしれない。そんなライヴに居合わせることができたことを心から誇りに思った。

 

 

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「今のための音楽」お取扱い店舗について

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リトルプレス『今のための音楽』現在下記の店舗にてお取扱い頂いております。
◇高円寺・Amleteron(http://amleteron.blogspot.com
◇荻窪・本屋Title(https://title-books.stores.jp/items/63491b3d4292bf262284d516
◇神戸・1003(https://1003books.stores.jp/items/6348f9f04b08396e9a7bd9ed
◇学芸大学・SUNNY BOY BOOKS
https://sunnyboybooks.net/items/6354bf65597620509109e37a
◇沖縄・本と商い ある日、(https://hamahiga-aruhi.net
◇下北沢・本屋B&B(https://bookandbeer.com
◇盛岡・BOOKNERD(https://booknerd.stores.jp/items/634fbccb4292bf0d17c8ab6e
◇幡ヶ谷・喫茶 壁と卵(https://kabetama.com/pages/4620757/concept
◇横浜・BOOK STAND 若葉台(https://twitter.com/BOOKSTANDWAKABA

14曲の音楽にまつわる話や思い出を、コラージュと文章で綴った冊子です。180mm×180mm/44p/¥1,540-

どうぞ、よろしくお願いいたします!

 

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個展のお知らせ

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山本アマネ「今のための音楽」

開催期間:2022年9月17日(土)〜10月10日(月)
*会期中は水・木休み(店休日:21、22、28、29、5、6)
時間:13:00〜19:00 ※日・祝は18時まで

開催場所:Amleteron (アムレテロン)
http://amleteron.blogspot.com
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-18-10
※JR高円寺北口から約5分

展示に先立って、ウェブマガジンmemorandom(https://www.memorandom.tokyo/
に掲載しました5曲に、9曲を追加して14曲の音楽にまつわる話や思い出を、
コラージュと文章で綴っております。
展示会に併せて制作した本も先行販売します。
お楽しみ頂けましたら幸いです!

 

 

 

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投票ポスター2022

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7/10は参議院議員通常選挙。(期日前投票は6/23-7/9)選挙に向けて、今年も「#投票ポスター2022」に参加しています。

何年もの間、多くの人が政治家への不信感を募らせていることを感じます。政治に助けられるのではなく、政治によって、個人が築いてきたものを蔑ろにされているように思えてなりません。これからの生活への不安が少しでも軽減されていくように。日々、積もりに積もった意見を表明する、ひとつの手段としても投票へ。

下記のurlから様々な投票ポスターを見ることができ、印刷も可能です!
▶︎https://voteposter.cargo.site/
クリックすると、其々のポスターの制作意図や選挙への考えが載っています。「知る・調べる」のページには投票先選びに役立つサイトや本も紹介されていて、とても参考になりました!ぜひご覧になって見てください◎
「表現と政治」企画・運営の岡あゆみさん、惣田紗希さん、平山みな美さんに感謝です。

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